美容師との結婚

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つい最近、友人の女性から「美容師の彼と結婚しようか迷っている」と相談を受けました。

元美容師の私が、美容師のことを悪くいうわけがないので(美容師時代はいい思い出です)、「すればいいじゃない」と即答しました。

 

ところがその後、この話が私の周囲で少し大きくなります。

というのも、私の発言を聞いた友人の友人(この人も女性で私の友人でもある)が、私が何も考えずに適当な事を言っていると激怒。

電話でガツーンと怒られました(笑)。

さらに友人の結婚相手の男性が、偶然私のよく知っている人物でした・・・ 

 

美容師 年収

 

まあ、友人の結婚相手が私の知り合いだったのは別に問題はないです。

そして相談を受けた際、友人から彼氏の勤め先と年齢を聞いていたので、およその年収もわかっていましたし、その後の展開も大体読めました。*男性の今後の進路とか将来性の話です。

なので確かに適当に答えたといえば、そうとも言えますが、実際はかなり現実に近い予測ができていたので、今でもその答えに問題は無いと思っています(知り合いだったので、特にそうです)。

 

さらに、そのお相手の人物は私が知るかぎり人間性もナイスガイだと思います。

あとで彼だとわかった時に、「ああ、彼なら全然問題ないでしょ」と思いましたしね。

 

 

彼女が美容師を心配するワケ

 

これは、もう収入のことが全てだと思います。

そうですよね、美容師といえば収入が少ないことで有名な職業です。

特にインターン時代や、その後3年ぐらいはかなり厳しいです。

 

ちなみにこの彼の場合は、東京の老舗名店チェーンのスタイリストですので、現在金銭的に困ることは無いでしょう。

そして将来のポストもあるのでは?と思います。 当然、独立開業も視野に入れていると思うので、どちらかというとコケるなら、こっちかな?というのはあります。

ですがこの彼はかなり手堅いタイプなので、どの道を進むにせよ、それほど心配はいらないと私は思っています。

 

 

美容師の収入

ちょっと話はそれましたが、美容師の収入についてです。

 

まず、一口に美容師と言っても、収入はピンきりです。

キャリアや技術(人気)でも大きく違いますが、それ以上に勤務先でも大きな違いが生まれるとおぼえてください。

 

例えば地方都市の美容院と、東京・原宿周辺の有名サロンでは、天と地ほどの収入差があります。

これは仮に同じ年令、同じような技術レベルでもです。

 

具体的には、20万チョット VS 60万以上、ぐらいの差が生じます。

この差はそれだけ美容室の売上が違うからと言えます。

原宿あたりの有名店ですと、単価も客数も、地方都市の美容室では考えられないとようなレベルですので。

 

なので有名スタイリストになれば、月収100万円クラスもいると思います。

私が美容師をやっていた当時は、そういう人を何人か知っていたので、今でもいると思います。

もちろん、この人達は雇われです。

 

ということで、一口に美容師と言っても、勤務地(お店)によって大きな格差があるので、簡単には答えられません。

 

私が働いていた当時の美容室

当時は美容師ブームでもあったので、高給取りの美容師も数多くいました。

その後ブームは去り落ち着きましたが、友人に話を聞いていると、今もそれほど大きな変わりはないのかな?と感じています。

 

ちなみに美容師がある程度技術を習得し、自分のお客さんを持ち、お店に対しても影響力を持ち始めると、誰もが独立を考え始めます。

ですが都内の有名店勤務の美容師となると、皆さんが考えるような独立とは違うスキームでの独立が主流です。

 

一般的に美容師の独立と言うと、「貯金した自己資金を頭金にして、公庫などから低金利の融資を受け開業資金にする」。

こんなイメージだと思います。

 

ところが都内の有名店では、こういう独立をする人は少ないです。

ではどうするか?というと、美容室に投資をしているグループや個人と、利益の何割かで共同経営をするのです。

 

一応、わかりやすくするため「共同経営」と書きましたが、実際は雇われ社長ですね。

経営権はない場合が多く、ただの「名義人」なんて言われる場合もあります。

ですがこれが当たると場所が場所だけに、とんでもない収入を稼ぐことも夢ではありません。

そして、なにより自分に金銭的なリスクが無いのも魅力ですよね。

 

私が美容師をやっていた頃は、こういう話で誰もが盛り上がっていました。

中には社会的有名人がスポンサーになっていたり、某企業が関わっていたりなんて話もよく聞いたものです。

今でもすごい額を稼いでいる美容室が存在するので、同じような動きは常にあるだろうと思います。

 

なので東京の有名店で働いている美容師なら、皆さんが思うような収入とはかけ離れた額を稼いでいる人も少なくありません。

そして誰もがいずれは経営だけをやっていきたいと考えています。

 

最悪のパターンも想定しよう・・

ここまでいいことを中心に書いてきましたが、最後に一番悩んで欲しいところを書いておきます。

美容師と結婚して心底後悔する時が来るとすれば、この段階が一番可能性が高いです。

 

この段階とは、美容師がある程度うまく言っている時に、「業務を拡張しようと考え借金をする(店舗を増やす)」、または初めて自己資金(借金も含む)で独立する、という場合です。

ここで躓く人を私は何人も見てきました。

 

ずっとガマンして貯めたお金と借金で開業、しかし思うように客が入らず、でも諦められないので無理な借金をして続けるが、最後はどうにもならず閉店・・・ 

このパターンはとにかく多いです。

というか、開業して生き残った友人は少なく、たとえ地方でもこのパターンがとても多いのです。

開業後連絡がとれなくなった友人、今では美容師を辞めタクシードライバーや警備員の友人もいます。

 

そうなんです、この場合年齢も年齢です。

当然、また一から始める気力は残っていない場合が多いのです。

一度独立した者が一から面接して他のサロンで働くなんて、精神的にも経済的にも、とてもキツいでしょう。

これは美容師に限った話ではないと思いますが、ある程度の年齢で事業に失敗すると、人生ゲームオーバーというリスクはついて回ります。

 

もし美容師と結婚するのに迷っているという方は、このリスクについて、よく話し合うべきだと思います。

ただ一つだけアドバイスが有ります。

多くの美容師は自分のお店を持つことを夢とし激務に耐えています。

これがあるから長時間労働も安月給も我慢ができるのです。

なので美容師に「独立は辞めて」なんて言うのは少々酷かな?と思います。

 

ですが、これは先の話。

その時、どういう決断をするか?これはその時にならないとわからないと思います。

 

 

 

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