「コテ」、ヘアアイロンですね。

この使いかたを間違えている人がとにかく多い。

 

この前TVで、モデルさんがヘアメイクを短時間でできる~というのを見ましたが、

コテの使いかたが完璧に間違っている(笑)。

 

まるで海外で「寿司」といって、ネタの上にシャリが乗っている~みたいな

爆笑モノの勘違いシーンでした。 ですが御本人は真剣だと思いますので、

こんな態度は失礼ですね。

 

といっても、これではあまりに酷いのでコテの使いかたの基本を書いていきます。

 

ヘアアイロン 使いかた

 

まずコテでスタイリングする原理は、髪に熱を加え曲げる、冷やして固める、

これです。

 

なので手順としては、

  1. スタイリングしたい場所を暖める(中・低温)
  2. 曲げて熱を加える(高温)
  3. カールしたら冷ます

 

以上になります。 これを繰り返してスタイリングするのですが、

何よりも恐ろしい間違えは、「熱の加えすぎ」です。

 

例を上げて説明します。

先ほどのモデルさんのやり方で間違えていたのは3つありました。

まず最高温度にしたアイロンでいきなり髪に熱を加え、

そのままカールし、冷やさないで「完成!」とか言ってました。

 

上で説明した手順が3点、モデルさんの間違いが3点ですから、

完全に全部間違いですね(笑)。 点数を付けるなら「0点」です、

いや美人だったので「30点」にしましょう。

 

冗談はさておき、コテの使いかたの例ですが、

まずスタイリングする前に、髪にブラシを通して下さい。

その間にコテのスイッチを入れておきます。

しっかりブラシが通ったら、巻きたい部分に軽くコテをあてて髪を温めます。

この時点でカールさせる必要はありません。 そして温度は弱めです。

一番低い温度でもOKです。

 

私が美容師時代に使っていたコテは、温度調整が3段階しかないもの。

低・中・高ですが、これで十分です。

話を戻しますと、この「低」を使って少し髪に温度を入れます。

そしてコテの温度を上げ、曲げたい部分にピンポイントで熱を加えます。

 

ここで間違ってはいけないのは、「曲げたい部分のみに熱を加えること」。

コテの形は円状ですよね。 この形を使って角度を付けます。

ただし、カーブさせるのは一発で決めます。

段階的に巻くなんてあり得ませんよ。

一箇所に付きカーブを付ける(熱を加えるのは)一回のみです。

 

クルクルにしたければコテよりカーラーを使いましょう。

コテの場合は異常な高温で髪を曲げるわけですから、髪には大きな

ストレスが掛かります。 もちろん少し離してウェーブをつけていくことは

出来ますが、その場合でも少なくとも5cmは離して下さい。

5cm間隔を開ければ問題ないですね。

 

そして曲げたい角度の状態にした髪に高温で熱を加えたら、

ゆっくりコテを離し、髪を冷まします。

軽く髪を持ち上げたりして、空気を当ててやり、なるべく急速に

冷えるようにします。

これで髪はカールされているはずです。

 

もう一度簡単にカールする原理を話しますと・・

髪に低温で熱を加える事で、曲げやすい状態にする。

曲げたい角度にして、高温を加える事で髪が曲がる。

それを冷まして曲がった状態を固定する。

この繰り返しです、ゆっくりやって下さいね。

 

 

ヘアアイロンの温度について

 

これは絶対に書かなければいけないと思ったことなのですが、

最近のヘアアイロンの温度は200度とか220度なんてなっていますよね。

ですがそんな温度は危険です。

 

危険というか無謀です。 そんな温度は必要ないです。

200度以上の超高温で髪に熱を加え続けたら、おそらく一発で修復不能な

ダメージを受けると思います。

 

プロが使うコテでも最高温度は180度程度だと思いますよ。

しかも熱を加えるのは一瞬です。 何度もゴリゴリなんてやりませんし、

強く握ることもあり得ません。

 

もしそんなことをする美容室に通っているなら、次回の予約は別のお店に

することを強くおすすめします。

 

まとめますと、コテの温度は最高でも180度、そして長くても3秒まで。

なれるまでは声に出して「1,2,3」と数えて下さい。

 

最後にコテでのスタイリングが決まらない一番の理由ですが、

「冷やす」という段階を軽視している方が多いからです。

髪に熱を加えてカールさせたら、その部分が室温になるまで冷ます、

その間は髪に触らない、これを徹底して下さい。

 

髪は熱を加えた後に冷める段階でその形に固定されます。

この状態は髪を濡らすか、もう一度熱を加えない限り形を維持します。

例えるなら、鉄の棒を熱して曲げる、水につけて冷まして固める、

こんな作業と全く同じことです。

 

冷まさないと希望の形にはなりませんからね。

気をつけて下さい。